PhotoFilterでオリカを作る


ここでは、フリーで高性能なフォトレタッチソフトのPhotoFilterで標準的なオリカ作成方法を解説していきます。
ペイントでは物足りない人やレイヤーってなに?な人PhotoShopを持ってないけどどんなソフト使えばいいの?という人向けです。

まずはPhotoFilterを用意しましょう。
このソフトにはレイヤーの機能がないため作成段階で間違えても途中で修正できないのが難点です。
レイヤー機能や使い方がわかる方は使わないほうがよいかもしれません。
画像をはめ込むときに使うと操作が楽で良いです。

ダウンロード

ダウンロードして、設定が完了したら早速オリカ作成開始です。
本物を見ながら作業すると間違いが少ないと思います。

ここでは、管理人が作成したサイズの枠を使用して説明をしていきます。
他のサイトから入手した画像サイズだとフォントの大きさが違いますので各自で調整してください。


@画像を読み込み、解像度を指定する

まず、フォトフィルターに画像を読み込みます。
次に、画像解像度の設定をします
フォトフィルター上のメニューの中のイメージ>>画像解像度より指定します。
下画像のように設定します。
このとき高さが2、3ピクセルずれることもありますがそんなに問題はないです。
いやな方は縦横比を保持のチェックをはずして調節しましょう。


A文字を打ち込む

次にいよいよテキストを打ち込んでいきます。
テキストのフォントサイズはDHP隷書体があれば、
カード名のところは48pt
カード名のルビ(ふり仮名)は15pt←少し大きいかもしれません
カードの種族のところは18pt
カード効果テキストは17pt
ATK/DEFのところはTimes new Romanフォントサイズ21pt←フリーでは一番近いです。
DHP隷書体がない場合は各自で調節してください。

メニューの下辺りにある「T」と書いてあるマークをクリックします。
このとき画像の倍率が100%になっているか確認してください。

クリックすると次のようなウインドウが出ると思います。

フォントのところにDHP隷書体を指定し、サイズを48に指定します。
その次にテキスト入力のところにカード名を打ち込みます。
打ち込みが完了したらOKを押します

このようになると思うので、選択範囲内をクリックしたままカード名のところまで移動します。

このようにしてエンターを押します。
このときカード名がはみ出してしまったよという人は、範囲選択状態で選択範囲の右端にカーソルを持っていくと横向きの矢印が出るので、
その状態でクリックしながら左へスライドします。
そうすることで長いテキストも違和感なくはめることができます。

同様にして、テキストも打ち込んでいきます。

打っていると当然このようにはみ出します。
このときははみ出した文字の右隣の文字より、テキストを改行するわけです。
選択範囲内右クリック>>テキストオプション>>テキスト入力>>改行
同じ操作を繰り返してテキストを打ち込みます。
ルビの部分も同様に、位置あわせをしながら打ち込みます。
位置あわせをするときは半角スペースを使うとやりやすいです。

すべて入力したものがこちら。


B画像をはめる

次に画像をはめ込みます。
フォトフィルターに、はめ込みたい画像を読み込みます。
このときサイズは大きいほうが仕上がりがきれいです。
画像はこちらの画像をお借りしました。

画像の貼り付けたい部分を選択してコピーします。
カードのほうの画像にペーストして選択範囲を小さくして枠にあわせてエンターを押します。

画像が貼り付け終わったら、次は属性と星を貼り付けます。

属性は素材から右の選択ツールーの楕円選択ツール(下図)で選択してコピーペーストします。

次に星を貼り付けます。

当然四角く選択して張り付ければ白色も一緒に貼り付けられてしまいます。
ここからが星を一つずつ貼り付けていく人になるかまとめて貼り付ける人になるかの境目です。

選択範囲内で右クリック>>貼り付けオプションより下図のように設定します。

OKを押します。
するとこうなります。

後はエンターを押せば補正貼り付けされて白が消えました。

お疲れ様でした、これでオリカが完成しました。


完成後に個人差はあるもののペイントで作ったものよりは、かなりきれいなものができます。

印刷にはあまり向きません。
印刷後に文字が大分細くなってしまいます。
印刷用に作成される場合は、大きめのフォントでテキストを打ち込み枠のサイズで小さくして貼り付けるとよいかもです。